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谷中散策

澄み渡る秋の空。
穏やかな天気。
静かな通り。
なにもかもがちょうどいい日。

長い付き合いの友達と「谷中」散策に出かけました。
ちょうど今、谷中は街がアートフェアになっています。
いろんな催し物などもやっているようで、
散策にはもってこいのタイミングでした。

ずっと行ってみたかった「筆や」さんや、
いつもの場所「谷中ボッサ」で休憩しながら、
マップを片手に、私たちは、知らない道を歩き廻りました。

おかしな看板、ありえない店名、レトロな町並み。
ちょっとひやかしながら、二人で歩くのはとても楽しかったな。

お寺がとても多いので、線香の匂いが時々風に乗ってきます。

通りすがりのおじちゃん・おばちゃんは親切に道を教えてくれました。

屏風や掛け軸のアーティスト「アランウエスト」さんは
ものすごく日本語がお上手で、びっくりでした!

喫茶店なのに、メニューは餃子や焼きそばで、
夜はスナックっぽくて、お店は「大使館」って名前。
いいっすね~。

わたしの友達は、フリーで仕事をしています。
多忙な時間から久しぶりに解放されたそうで、
彼女はとても穏やかで、清々しい顔をしていました。
そんな顔、見ているだけで、わたし、嬉しくて、嬉しくて。
ちょっとぬけている彼女のキャラクターにつられて、
ケラケラと笑っちゃいました。

この先、私も彼女もどうなるかわからないけれど、
どんな状況になっても、
私たちはきっと友達でいるだろうなあ。

彼女は、わたしがなんにも飾らなくていい数少ない人です。
互いにたくさんことばを重ねる必要のない人。
大事な人。
大事な時間。
贅沢な時間。


楽しい時間のあと、夜はマツオさんとの新曲作りの打ち合わせでした。
先日生み出した3曲のアレンジを固めてみました。
今回は3曲とも、とても気に入っているので、
歌詞も早くできそうな気がするのです。

思い切り自分を解放して声を出す。
これが二人でやる曲作りの最も大事な条件です。
思い切り唄うことでノリがよくなり、いいフレーズやメロディが出てきてくれます。
私が唄うメロディがいいか悪いかの判断をマツオさんがして、
同時に私は彼の弾くコードやバッキングを判断します。

セッション的な曲作りは、とても非効率な曲の作り方。
でも、ずっとこうやって私たちは創作してきました。

新曲では、「サンバヘギー」のリズムパターンも取り入れられそうです!
楽しくなりそうな予感!

今日一日、ふりかえれば。
すべてが味方をしてくれたような!
神様、ありがとう。

わたしよ、スピードアップ!!!
わたしよ、フル回転しなさい!
ayuko
by viceversadiary | 2005-09-29 23:58 | Diary