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新曲

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5/9のライブのためのリハーサルはとても充実した内容になりました。
(というか、石川智さん&ワタナベエスさんがいるバンド編成でのリハーサルはいつもそう感じます。)

マツオさんとの二人リハは主に曲作りでやっているもの。
産みの苦しみがあったり、ちょっと休憩して違うことをやってみたり。
終日時間をたっぷりかけてゆっくりと曲を構築していくリハです。
二人だけの打ち合わせでは想像の域を超えず、ここはまだモノクロームなレベルの段階。

それに対し4人のバンドでのリハーサルって、曲が一気にカラーになっていきます。
みんなのアイデアやエネルギーが絡み合い、
何か魔法にかかったように音楽が形になっていく。
とても楽しくて、キラキラした時間。
バンドという形にこだわっているわけではないけれど、
やっぱり多人数で奏でる音楽の楽しさには心惹かれます。
それはvice versaの原点のようなものだから。
今も変わらず私の心なかでしっかり燃えているんですよねー。



パーカッション:石川智さん。
その感性の広さには毎回脱帽!驚いてしまいますよー。
世界中の音楽のことをよく知っていて、リハ中に私もいろいろと質問。いまさら聴けないような基本的なことも石川さんになら聴ける!そう、まるで私の音楽の先生です。
知識だけではもちろんなく、曲に対するそのアプローチ(どうやって演奏するか)は想像をはるかに超えてきます。しかもとてつもないスピードでこちらに提示してくるのです。石川さんは一度も聴いたことがない新曲だって、数小節聴いただけでもう曲の雰囲気をつかんでる。いや、viceの曲ってそんなに単純ではないのですけどね・・・。楽曲1曲1曲の主題を理解して尊重して、わたしの唄が一番活きる演奏をしてくれる。これはできそうでなかなかできないことなのですよ。イメージがあっても引き出しがないとかっていうことはよくあることなんですけど、石川さんは、頭脳と体と技術と感性これ全部が一体化しているんだと思うんです。
ほんとに凄くて感動してます。


ベース:ワタナベエスさん。
誰かのマネなんかじゃ全然ない。
メソッドも理屈も関係なく、私の唄やマツオさんの作ったアレンジに自分が感じたままにベースを操り、それがとてつもなくきもちのよいグルーブを産み出しています。
ヒジョーに唄いやすいベースを弾いてくださる。
ワタナベエスさんのプレイスタイルも使っている楽器も、世界にひとつしかない個性的なもの。
うまい人のマネをするのではなく、己と向き合い音を紡ぎ出す。
そういうワタナベエスさんの生き様に私は強く惹かれます。


二人の演奏に触発されて私の唄も化学変化をおこし、
思ってもない新しいフィーリングが出てくることもしばしば。
こんなことを経験してしまうと、やっぱり音楽は止められません。

4人で作り出しているサウンドは今年に入ってから少しずつ変化しています。
抽象的ですが、ほんと、すごくいい感じです。
5月9日のライブはぜひみなさんに観にきていただきたいなー。
初披露する新曲は、今年ツアーで回った山梨で見たあのすばらしい風景を曲にしたもの。
飾らない素直な歌詞が書けたのでは、と思います。

土曜日、青山のプラッサオンゼでお待ちしておりますー。ayuko

photo by Ryo-taka
by viceversadiary | 2009-05-05 23:32 | LIVE INFO