2008年 04月 24日
ヴァイスヴァーサはパンクミュージック?
最近あたたかくなってきたので、なーんとなく旅に出たい衝動にかられてます。
といっても、わたしは滅多に旅に出ない出不精おんな。
根性もないし、臆病者。
典型的チキンなやつで、外国に行くといつもそわそわドキドキしています。
そんなチキンな私が去年一人でモントリオールに行ってきました。
目的はモントリオールジャズフェスティバルを観るためです。
ジャズに詳しくない素人同然の私が、なぜモントリオールに行きたくなったのか。
たまたま、お友達があちらに住んだことがきっかけでした。
「ちょうどジャズフェスがあるからおいでよー」なんていう軽い誘いメールをもらって、
なんとなくその気になって、勢いでエアチケットを買ってしまった、という流れで。
英語もできない、もちろんフランス語なんてまったくNO!
でも、がんばって一人で友達の住んでいる街まで行っちゃいました。
やればできる!
これは小学生の同級生だった大館くんの当時の作文のタイトルです。
いや、やればなんでもできる!
その街に着いたとき、人生で初めてそう思えましたよー。
(って、たいした話じゃないのですがね・・)
一週間の滞在中はずっとライブばかり観ていました。
屋外のあちこちでライブはあるので、無料で観るステージも多かったし、
夜は小さなジャズクラブでリーズナブルなライブもたくさんあって、
一人で観るのはちょっと寂しかったけれど、気軽に音楽を聞ける楽しさを毎日味わってました。
ちゃんとお金を払ってみたRickie Lee Jonesのステージは圧巻でした。
外見は随分おばちゃんになっていたので、ある意味夢は壊れたんですけど、なにしろ声の迫力が、すごくて!
パンク風な黒い衣装を身に纏い、まるでロックンローラーのようにギターをかき鳴らしながら唄う彼女は実にかっこよかったです!
その佇まいと唄チカラにすごく説得力があって、私もこんなふうになりたい!と興奮しました。
癒しの中に、太い幹がちゃんとある。
強い存在力。
すごいなあと思います。
地元で有名なインディーズ系のコアなCDショップのオーナーと知り合うきっかけがあり、
vice versaのCDを聞かせてみたら、思いのほか気に入ってくれて
「これはモントリオールで売れるぜ、ベイビー」と言ってくれました。
日本語でサンバビートなんかをやってると、彼にはパンクの一種に聞こえるらしいです。
え?パンク?
不思議です。
でもパンクでもなんでもいいので、売れるならぜひ売ってください!と思います。ayuko
写真:通りがかりに見つけたモントリオールのレコードショップ
by viceversadiary
| 2008-04-24 03:06
| Diary